マナーと私

マナーについて書くブログ

食事のマナー 和食編

マナーにもカテゴリーが様々あり、
ビジネスや服装、食事など必要最低限といわれるマナーでさえ
子供のころにすべて習得できるものでもないので
社会人になってから、日本マナープロトコール協会

検定などを利用して勉強する人も多い。

とりわけ文化習慣によって大きな違いがあるのが
食事のマナーではないだろうか?

特に和食の場合
会席料理と懐石料理ではルーツが異なるので
全く違う作法を必要とすることもあるとう。

「会席料理」はお酒を楽しむ食事をルーツとし
「懐石料理」は茶事をルーツとしている。

これを聞いただけでも、食事の楽しみ方に違いがあるのは
なんとなく理解できるような気がする。

例えば、椀物と御飯が出た場合
一般的には椀物で箸を湿らせて御飯が付かないようにするために
椀物→御飯という順番をマナーとして教わるケースがほとんどだと思うが
懐石料理の場合には御飯から先に箸をつけるのが
一般的とされている。

同じ和食でありながら、作法はそれぞれ異なるケースもある。
一つ一つ覚えるのは大変根気のいることでもありますね。

マナーを作業としてとらえると複雑極まりないですが
実際最も大切なのは、相手への思いやりといわれています。

最近は、職場の働きやすい環境を重視して
会社ぐるみでマナーの向上に取り組む企業があり話題になっています。

相手への思いやり=マナーとすれば
とてもシンプルで分かりやすく、仕事の成果も目に見えて変わりそうな気がします。